住宅ローンと投資ローンの違いについて
こんにちは。
不動産投資ブログのひこです。
今日はローンのお話。
身近なローン
みなさん「ローン」ってどんなイメージでしょうか?身近なところだと、マイカーローン、教育ローン、住宅ローン・・・大きなくくりだと奨学金を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
色んな種類がありますが、共通しているのは比較的高額な商品を購入するときに使うものです。経営とか投資の視点で見ると、コスト的にすぐに手に入れられないシステムや設備を、借金をしてすぐ導入することで時間の節約になる。っていう意味でポジティブな捉え方をしていたりします。
ただまあ、経営者でもないサラリーマンの僕らからしたら、要は「借金」なのであまりいいイメージではないですよね。
ただ、それでもローンを組まないといけなくなることはあります。上記の通り、車が好きで既に持ってるよ、って方もいるかもしれません。結婚をして家族ができ、家を買って住宅ローン返済中って方も中にはいらっしゃるかと思います。
今回はその中でも不動産投資ローン(以降投資ローン)と住宅ローンの違いについて書いていきます。不動産投資だけでなく、住宅ローンを検討している方も参考にして頂ければ幸いです。
そもそも住宅ローンとの違いって?
同じ家を買うのに住宅ローンと投資ローンって何が違うの?って質問よくあります。
わかりやすくざっくり言うと、自分で住むか住まないかの違いです。
住宅ローンはその名の通り、「住宅」つまり住む用の家を購入するためのもの。それに対して、投資ローンは誰かを住まわせて家賃収入を得るための不動産を購入するためのものです。違う表現をすると、投資ローンは賃貸事業を営むための事業用ローンとも言えます。
双方の違いは商品性にも表れています。大きな違いは①金利、②審査の厳しさといったところでしょうか。以下、解説します。
住宅ローンと投資ローンの違い:①金利
ローンを組むうえで一番気になるのが金利です。基本的には住宅ローンと比べて投資ローンのほうが高い傾向にあります。
例として住宅ローン最低水準の住信SBIネット銀行を見てみましょう。
当記事執筆時点の2021年5月の変動金利は0.44%(新規借入の場合)
(参考引用元:住信SBIネット銀行)
これに対して投資ローンは1%台~2%ちょうどぐらいだったら低い水準と言われています。なぜそんなに幅があるのかというと、物件や提携不動産会社、借り手の属性によって決まってくるからです。2%中盤~3%以上で提案されていたら間違いなく高いのでその不動産会社で組むのは止めておきましょう(笑)
ちなみに月々の支払いが具体的にどれぐらい違うのかは以下の通りです。
例として2.5%と1.8%を挙げましたが、たった0.7%の差で毎月1万円違ってきます。 なるべく低金利で組むことが重要になってきますね。
住宅ローンと投資ローンの違い:②審査の厳しさ
お金の貸し借りになるので、ローンを組む際には一定の審査があります。基本的には投資ローンの審査は住宅ローンに比べると厳しいと言えます。投資ローンに関しては、前述の通り事業性融資の側面もあるので、借り手自身の属性や提携不動産会社、物件の担保価値、収益性などによって審査条件にばらつきがあります。
それに対して住宅ローンに関してはある程度パッケージ化されているので、入り口の条件を具体的に開示している金融機関もあります。
例えば新生銀行の住宅ローンを見てみましょう。
これを見ると20歳以上65歳以下の会社員・個人事業主で年収300万円以上、勤続(業歴)2年以上が必要なことが分かります。また、個人だけでなく不動産の方にも条件がある程度あります。(面積、住宅用であること、担保価値等)
(参考サイト:新生銀行)
具体的な例が出しづらいのですが、投資ローンはこれよりもう少し年収や勤続年数が必要と考えてください。実際不動産投資をやりたいけど、そもそも自分がローンを組めるかどうかは不動産会社へ相談してみるといいかと思います。
以上、今回は住宅ローンと投資ローンの違いを解説してみました。いかがでしたでしょうか。
他にもこういうこと聞いてみたい!
不動産投資やってみたい!などありましたらコメントでお知らせください。
それではまた!